11.【MD,MKDIR】ディレクトリを作成する

今回は新規のディレクトリを作成してみましょう。Windowsでは新しいフォルダを作成する場合、

  • エクスプローラーを使い、目的のディレクトリ内を表示させます。
  • 右クリックし、コンテキストメニューから新規作成>フォルダを選択します。
  • 新しくできたフォルダのフォルダ名を変更します。

と、大きく分けて3つの操作が必要になります。リボン機能を使っても2番めの手順が「新しいフォルダ」ボタンを押すに変わるだけです。コマンドプロンプトでは少ない手順でより多くのディレクトリを作成することができます。

MDコマンドを使おう

書式:MD [パス名] [作成したいディレクトリ名]

MDコマンドはスイッチを待ちません。また、オプションが2つあるように見えますが、パスの最後が作成したいディレクトリ名になるので、実質一つです。ただし、作成したいディレクトリ名は省略することができません。

> MD NewDirectory

とパス名を省略して実行するとカレントディレクトリに「NewDirectory」という名前のディレクトリが作られます。他のディレクトリ内に新しいディレクトリを作成するときにはCDコマンドなどでカレントディレクトリを変更する必要があります。これは、エクスプローラーで新しいフォルダを作るのと同じ感じになります。

離れた場所にディレクトリを作る

カレントを移動しながらディレクトリを作成するのは面倒ですね。パスを使用すれば、カレント変更することなく、好きなディレクトリに新しいディレクトリを作成することができます。

> MD Documents¥test

カレントディレクトリがHomeディレクトリの時、上記のコマンドを実行すればDocumentsディレクトリにtestディレクトリが作成されます。

もちろん、絶対パスでも指定できます。絶対パスで指定すると他のドライブに新しいディレクトリを直接作成することができます。当然ながらカレントディレクトリがどこであっても大丈夫です。

> MD D:¥test

この例ではDドライブにtestディレクトリを作成しています。

複数のディレクトリを一度に作る

実は、MDコマンドは複数のディレクトリを一度に作成することもできます。オプションに複数のディレクトリ名を半角スペースで区切って実行すると一度のコマンドで好きなだけディレクトリを作成することができます。

> MD test1 test2 test3 test4

以上のコマンドを入力するとカレントディレクトリにtest1〜test4までが一度に作られます。しかし、ディレクトリが作成できる場所がカレントディレクトリだけだと不便ですね。ですので、先ほどのパスを指定してディレクトリを作成する方法と組み合わせてみましょう。

> MD Documents¥tets1 Documents¥test1¥test2

このようにすると、まず、カレントディレクトリからみて次のディレクトリになるDouments(エクスプローラー で見るとドキュメント)ディレクトリ内にtest1が作成され、次にtest1の中にtest2が作成されます。

もちろん、全く違う場所にもそれぞれディレクトリを作成できます。以下のようにするとtest1,test2はそれぞれ別のディレクトリ内に作成されます。

> MD Documents¥test1 Pictures¥test2

パスの中間ディレクトを作成する

> MD Documents¥tets1 Documents¥test1¥test2

先ほど入力したこのコマンド、test1ディレクトリの中にtest2を作成する時、どちらのオプションもカレントディレクトリからのパスを記述しています。こういう時Documents¥test2というパスを2度も入力しないといけません。面倒くさくないですか?

MDコマンドはパスの途中にあるディレクトリが作られていない時、この途中のディレクトリを自動で作成してくれる機能があります。先ほどのtest1とtest2だと、

> MD Documents¥test1¥test2

とすれば、Documentsの中にtest1、test1の中にtest2を順に作成してくれます。これはMDの拡張機能(デフォルト)で既存のディレクトリはパスとして解釈し、指定したディレクトリが存在しないとパスに書かれた順に新しくディレクトリを作成します。

まとめ

  • MD(またはMKDIR)はディレクトリを作成するコマンド。
  • オプションに作成したいディレクトリ名を指定する。
  • ディレクトリ名の前にパスをしてするとどこにでも作成できる。
  • ディレクトリ名を半角スペースを挟んで並べると複数のディレクトリを作成できる。
  • パスと組み合わせると作成したいディレクトリが自由に指定できる。
  • パスの中間のディレクトリを自動で作成することができる。

MDコマンドはパスと組み合わせることで、ディレクトリ作成に特化した、とても高機能なコマンドです。その他DIRやCDなどのコマンドと組み合わせるとさらに能力を発揮することができます。是非、色々と組み合わせて使ってみましょう。

理解度チェック

ここで問題です。下記のイメージのディレクトリをDocumentsディレクトリ内に作成してみましょう。

  • カレントディレクトリを移動しながら一つずつ作成しましょう
  • カレントディレクトリを移動せずにパスを使い一つずつ作成しましょう
  • カレント移動せず、一度に全部作ってしまいましょう

以上の3つの方法で1問できるたびにディレクトリを削除して挑戦しましょう。

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